当医院では、最新の歯科用CTを導入しました。
また診察台にモニタ設置など、歯科医師だけでなく、患者様にもわかりやすい治療ができます。

 

らせん状にカメラが移動して撮影されます。その為同じ撮影場所近くに何度もビームが照射されます。 円錐状(コーン状)のビームを照射。一回転で撮影を終了。コーンビームCTとも呼ばれています。

歯科用CTと医科用CTとの大きな違いは、撮影方法が医科用は横たわるのに対し、 歯科用CTでは立ったままでの撮影となることです。(メーカーにより座るものもあり)

 

従来のX線写真は二次元的な平面での診断しかできませんが、歯科用CTでは三次元の立体画像でのレベルに変わるので、より多くの情報が得られます。

<1>見えなかったものが見える
一般のレントゲンで見えなかった部分が容易に確認できるようになりました。顎の内部構造なども、リアルに見えます。

<2>わからなかったことがわかる
顎や歯だけでなく、上顎洞(鼻の奥)の形態や粘膜の状態、病巣などを立体画像で確認できます。

<3>治療の安全性が広がる
インプラントだけでなく、矯正や根管治療、親知らずなど、幅広く歯科治療に応用することができ、正確な審査・診断により、治療の安全性を高めます。

また、撮影時間がかなり短く約10秒ほどで済みます。被爆線量が医科の1/8〜1/50と低水準であるところも大きな違いとなります。

 

 

従来大規模病院などにしか設備としてなかった歯科用CTですが、一般の開業医レベルでも導入したことで、より正確な診断に役立つことはもちろん、経過観察などにおいてもわざわざ大規模な病院へ撮影に行くことなく、かかりつけの歯科医院で全て診査・診断・治療してもらえるということが最大のメリットと言えます。

歯科用CTを備えている歯科医院では、歯科用CTを備えていない歯科医院と提携し、CTの撮影だけを受け付けている場合があります。この場合患者さんはCT撮影のみを歯科用CT設置医院で行い、そのCT画像をもとに、診断と治療はいつも通っている医院で行うことができます。