人工透析

人工透析について

当院では、患者様が快適に透析治療をおこなえることを何より課題に考えています。患者様ひとりひとりに適した治療方法を一緒に考え、急な時間の変更や治療に関する相談など、安全快適な環境を心がけています。
また、他の診療科との連携により、さらなる安心安全な環境を整えています。
腎臓内科専門の先生による診断を行っております。

また、様態が急変した場合は、慈恵医大柏・JAとりで総合医療センターに入院可能です。

最新のオンラインHDFを導入

当院では、透析患者様によりよい透析治療を提供するために、オンラインHDFを導入しました。

オンラインHDFとは?

オンラインHDFとは、透析液を置換液として使用した血液透析濾過法です。
体内に大量の透析液を注入しそれと同量の除水を行い通常の血液透析だけでは除去が困難な物質(透析アミロイドーシスの原因と考えられているβ2ミクログロブリン等)を積極的に取り除く治療法です。

透析液清浄化について

体内に大量の透析液を注入するため、よりクリーンな透析液でなければなりません。そのため当院では、透析液供給ラインの交換・清浄化フィルターの増設を行い厳重な管理をしております。

治療効果について

この治療法での効果・改善には以下のようなことが言われております。

  • 透析アミロイドーシス関連の骨・関節痛・しびれ
  • 皮膚掻痒感
  • 透析中の血圧低下および透析後の血圧安定
  • 食欲不振
  • 貧血
  • イライラ感(下肢のイライラ・むずむず)

老廃物を除去することで、関節痛、しびれ、夜間の睡眠が深くなり、かゆみ、血圧の不安定、貧血、など透析に伴う症状全般の改善がみられます。
緑内障、脳圧の高い患者様、心臓に欠陥を抱えている患者様、残存腎臓の機能の保持、透析アミロイドーシスの予防、酸化ストレスによる炎症反応などです。
動脈硬化の改善や生存率の向上も期待できます。

最新快適な設備環境

当院の設備は、最新の設備を完備。
また、患者様が快適に過ごすために、快適なベッド数や、ベッドごとに液晶テレビなどの設備も充実しています。

透析設備
透析ベッド22台
透析液供給装置1台
水处理装置1台
溶解装置 A液溶解装置1台
溶解装置 B液溶解装置1台
個人用患者監視裝置22台
医療補助設備
超音波診断装置1台
X線CT装置1台
心電計1台
骨密度測定装置1台
車椅子体重計3台